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業界用語物の名前

 やくたた。用語辞典。 物の名前編。
 液晶画面オプション(周辺機器)カードリッジ(カセット)家庭用ゲーム機携帯用ゲーム機ゲーム雑誌限定版攻略本コンセントコントローラサービスカード最新型試遊台十字キー純正品ジョイスティック商品説明初回生産分初期型初期ロット品新古品新古品モドキ新品スケジュール表説明書体験版ダミパケダンボール中古品通常版ツメディスク特典パッケージ販促品ビデオ映像端子保証書ポスターボタンメモリーカード廉価版ACアダプタPOPPOS

用語の追加・訂正、もっと詳しく書いてくれー、などなどのご要望はまさひこまでお気軽にー。


液晶画面■えきしょうがめん

 電気の力で液晶分子の方向を変え、光を遮ることで白黒を表現する画面のこと。ちなみにカラー液晶は赤緑青の各3色で同じことをしている。
 元は電卓にしか使い道がなかったようなんだけど、「ゲーム&ウォッチ(任天堂)」に採用されたことから用途が拡大。その後もカラー化したり、さらに薄くなったりと材質を変えながら進化を続けている。軽く、薄くが最大の利点なんだけど、そのぶん高価。携帯用ゲーム機本体の液晶画面は、割れると修理代が定価を越える場合もある。ガラス面を防護するシールも発売されている。

オプション(周辺機器)■おぷしょん(しゅうへんきき)

 「ゲームを遊ぶのに必要(か、あると便利)な、ゲーム機本体以外もの」のこと。
 代表的なものは、ゲーム中の操作をするコントローラや、途中経過の記録に使うメモリーカード、テレビや電源につなぐコード類などですね。「ゲームボーイ(任天堂)」などの持ち運びができる携帯用ゲーム機には、電池を使わなくても遊べるようになるACアダプタや充電器なども用意されてます。
 ゲーム機本体セットには、最低限必要(そう)なものしか含まれていないことが多く、また、同じ「別売りのオプション(周辺機器)」と一口に言っても、ハードメーカーが発売する純正品から、ライセンスをもたない業者が作ったものまで、種類がたくさんあるのでご注意ください(^^

カートリッジ(カセット)■かーとりっじ(かせっと)

 「ファミコン」などの、ガシャッ、と差し込むタイプのゲームソフトの呼び名。光ディスク(CD)型のゲームソフトが登場するまでの主流。製造に時間もお金もかかり、形も大きくなってしまうのが欠点なんだけど、読み込み時間が一瞬という大きな利点がある。そういえば、光ディスク型をしていていも「ゲームカセット」と呼ぶ人がいて、時々バカにされているのを見るけど、意味は通じているので別に問題はないと思います(^^
 余談。カセットの接触が悪いとき、差し込み口の端子に息を吹きかけるのをよく見かけるんだけど、メーカーの公式見解としては、「水分が付着してさらに悪化する」ので、してはダメ。

家庭用ゲーム機■かていようげーむき

 テレビに接続して、コンセントからの電源で動作するゲーム機本体のこと。使用するゲームソフトディスク型が主流。携帯用ゲーム機に比べて、大きさを気にしなくて良い分、能力や拡張性に勝る。オプション(周辺機器)で携帯用ゲーム機と接続できるものもある。「プレイステーション2(SCE)」、「ゲームキューブ(任天堂)」、「Xbox(マイクロソフト)」など。

携帯用ゲーム機■けいたいようげーむき

 持って歩ける大きさで、乾電池や充電池で動作するゲーム機本体。テレビなどにつなぐわけではないので、液晶画面コントローラと一体化しているのが普通。小型化しなければならない分、演算・表示能力などは家庭用ゲーム機よりも劣る。「ゲームボーイシリーズ(任天堂)」など。

ゲーム雑誌■げーむざっし

 週刊ファミ通系(ファミ通、ファミ通PSなど)、電撃系(電撃王、電撃プレイステーションなど)、ソフトバンク系(ザ・プレイステーション2、ドリマガなど)など多数発売されている、ゲームについて書かれた雑誌。
 各ゲーム機本体用に、専門化されているのが普通。遊んでみた感想(点数)や、攻略、新作紹介、読者のページなどが載っている。ゲームメーカーとの癒着がウワサされたりと平穏な話題ばかりではないんだけど、ゲームの話題の収集には欠かせない存在。販売本数などのデータに協力しているゲーム販売店には、無料で送られてくることが多い。筆者まさひこは「ゲーム批評」も好き。

限定版■げんていばん

 主に、ファン向けに作られる、「ゲーム+α」の商品。ゲーム機本体の特別色、という場合もある。数は少なく、定価は高く、ついでに名前が長いのが普通。決まった数しか作られないので、かなり早めに予約しても、手に入らないものが多い。また、特定のグループ店舗や、業種(コンビニ、インターネット上)でしか買えない、というものも併発。全国での総数が決められてたりするので、「100本(枚)」と発注しても、「2本(枚)しか入荷しないのかよ!」という事態もしばしば起こります(※ゼロ、ということもあり得ます)。(;;
 入荷する本数の決定の遅さ、通常版との発注の兼ね合い、単価の高さゆえの売れ行きの読みづらさ、予約の問題、あとから発生しやすいトラブル・・・。発注する立場からすると、思い出すだけで胃が痛くなる、ものすごく嫌な存在。欲しい人全員に行き渡らないような数しか生産できないならば、心底やめてほしい。・・・んだけど、そこから生まれる話題や利益は、メーカーにとってはやめられない旨みがある様子。結局は消費者のためではなく、メーカーのためのものなのか?(;;

攻略本■こうりゃくぼん

 ゲームソフトの攻略の方法や、ゲームの世界観を紹介を解説している本。
 ゲーム販売店はもちろん、普通の本屋さんでも大きな幅を取っていることが多い。個人的には、見ないで遊ぶほうが面白いと思うんだけど、これを「見ながらでないと遊べない」って人も結構います。また、同じゲームに対して、各出版社から何冊も出ることが多いので、買うときには要注意。とりあえずぼくは、「公式」と書かれているものを目印に買います(^^

コンセント■こんせんと

 さされる方が、コンセント。さす方は、プラグ。

コントローラー■こんとろーらー

 ここでは、ゲームを遊ぶ上で、操作するのに使うオプション(周辺機器)のひとつ。十字キーなど、たくさんのボタンがついてます。
 ゲーム機本体によって互換性がないことが多いので、本体の数だけ増えていく困り者。ゲーム機本体からコードでつながっているのが普通なんだけど、電波で信号を送るワイヤレスなタイプもあります。ちなみに、外国での呼び名は「パッド」。
 家庭用ゲーム機本体をお売りするとき「1個しかついてないの?」と言われることもありますけど、実は、2個以上ついているゲーム機の方が珍しいです。ちょっと考えただけだけど、「初代ファミコン(任天堂)」と「スーパーファミコン(任天堂)」、それと「プレイステーション(1)(SCE)」の第3型(SCPH-3500)くらいかな?
 また、ゲームセンターからの移植ゲームに多いのが、足で踏むマットや銃・楽器などの、特殊な形のコントローラ。それぞれ、「これがなきゃ楽しめないよー」という重要なものなんですけど、保存の場所問題で後悔する率が高いように思われます。なによりも、すでにお店でジャマです(^^;

サービスカード■さーびすかーど

 買ったり売ったりするともらえる、割引券のようなもの。
 ゲーム販売店が配るものでは、枚数を集めるもの、スタンプを押していくもの、磁気でデータが更新されるもの、など多種。どれも、リピーターを増やすための作戦の定番ですね。一生懸命に集める人や、面倒だからと捨ててしまう人など、それぞれに性格が出て面白い。ゲーム販売店に限らず、いろんな業種で配りまくられているため、お財布の中身がごちゃごちゃしてしまうけど、それは渡す店員も承知の上。もらってくれないと、ちょっとさびしい(^^;

最新型■さいしんがた

 主に、「現在発売中の、一番新しい形式番号を持つゲーム機本体」のことです。ゲーム機本体の内部が(良くも悪くも)バージョンアップしていくのは、家電大手SONY(ソニー)を親会社に持つSCE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)が顕著ですね。この言葉は、ゲーム販売店やゲーム雑誌などで「最新型登場!」や「最新型、買い取り○○円!」というように使われます。ちなみに、「プレイステーション2(SCE)」の最新型は、現在(ページ下の更新日時参照)「SCPH-50000NB/GT/GU」という形式番号になっています。

試遊台■しゆうだい

 そのまんまだけど、「ゲームソフトの面白さ(や、ゲーム機本体の性能を)を試してみることができる台」、のこと。ゲーム販売店の店頭や、発売イベントの会場、販売店向けの商談会などに置いてあります。ちなみに、ゲーム販売店に置かれているものはだいたい有料で、テレビモニターから本体、台自体までを、ソフトメーカーから購入して設置する、という形になっています。
 つまり、サービスで置いてある、「お金を払わなくても、ただで遊べるゲーム台」ということですね。・・・いや、設置するからには遊んでいただいて、できれば予約や販売に結び付けたいところなんですけど、開店から閉店まで、ずぅーっと遊んでる人もおりますので・・・ねぇ(^^;

十字キー■じゅうじきー

 家庭用ゲーム機コントローラだと、だいたい左側についている「十字」の形をしたボタン。上下左右に、自分のキャラクターを移動させたりするときに押します。そのまんま、「方向キー」とも呼ばれますね。そもそもは、アーケードゲームだった「ドンキーコング(任天堂)」を、薄い電卓のような形をしている「ゲーム&ウォッチ(任天堂)」に移植する際に、横井軍平によって考案されたもの。(※これ以前にも「ゲーム&ウォッチ」は発売されていたが、方向キーの必要のないゲームばっかりだった)。ちなみに、この「十字キー」が発明されるまで活躍していたのが、棒状のジョイスティック
 有名な話ですけど、任天堂が「実用新案」(←まさひこの記憶。「特許」かも)を取っている(取っていた?)ので、他メーカーは同じものを作ることができず、それぞれ微妙に形を変えたものを搭載。「プレイステーション」は4つに分割された「クローバー型」だし、「Xbox」や「セガ・サターン」は「丸型」ですね。そういえば、「ドリームキャスト」は思いっきり「十字型」なんですけど、これに対しては、「任天堂に特許料を支払った」「特許が切れている(※特許なら20年間なので、やっぱり実用新案かな?)」「内部の構造が微妙に違うのでオッケー」「無断借用」と、いろんな説がささやかれています。けれども、発売元のセガ(当時は「セガ・エンタープライゼス」)がノーコメントで通しているようなので、真実は誰にもわかりません(^^;

純正品■じゅんせいひん

 ゲーム機本体を製造・販売しているハードメーカーが発売するオプション(周辺機器)のこと。値段を比べると高いものが多いけど、「ちゃんと使える」という安心感は絶大。純正品でないものは、まとめて「他社製」と呼んでいますが、さらに、ちゃんと許諾を取って発売されているライセンス品と、そうでないものとに分かれます。

ジョイスティック■じょいすてぃっく

 棒状のものを傾けることによって、上下左右の方向を入力する装置。アーケードゲームや、初期のゲームのコントローラに搭載。他にも、格闘ゲームなど、十字キーでは遊びにくいゲームソフトのために、家庭用ゲーム機本体にも、別売りのオプションとして発売されています。
 十字キーに比べて構造が大きく、高価になりやすいという欠点はあるけど、ナナメ方向への入力のしやすさやその反応速度など、勝る部分もあって一長一短。そういえば、「ワイン」「かぶせ」「ブッさし」など、人によっていろんな持ち方があるのも特徴のひとつ。ボタンと同じように、デジタルなものとアナログなものがあります。

商品説明■しょうひんせつめい

 ゲームソフトの内容を紹介するPOPの一種。
 単価も高く、返品も受けられないゲーム機本体やゲームソフトは、買う前のデータ収集がとっても大切。逆に、ゲーム販売店側としては、「どんなゲームなのか」ということをアピールする必要がある。ちなみに、「どういう人たちに喜ばれる、どういうゲームなのか、ということをわかって仕入れている」はずの、店長(または仕入れ担当)が書いていることが多い。ただこのとき、「店長オススメ」とか「一番売れています」というのは、いかにもウソっぽく(失礼^^;)、あんまり当てにならないことも。なので、独自に「店長も遊んでいます」とか「店長も買いました」という表示を考案したこともある。なんにしても、文章はもちろん、その「言葉の裏」をよく読むことをオススメします(^^

初回生産分■しょかいせいさんぶん

 ゲームソフトで、通常版と定価が一緒なのに、ソフト以外に何か+αがついてる商品。「ドリームキャスト」のゲームに多い。ここでは、限定版と区別するために、こう呼びます。+αの部分は、トレーディングカードなど大量に生産できるものが主流で、予約すれば、かなりの確率で買えるのが特徴。
 普通、限定版の発注は通常版と同時に来るため、「限定版200本。通常版50本」というように、発注に深い読みが必要。けど、この初回生産分は、「初回生産分が終わったら通常版になる」ので、「全部で250本」とか「様子見で150本」とかいう、気分的に楽な発注ができる(^^;

初期型■しょきがた

 主に、「発売直後の形式番号を持つ、ゲーム機本体」のこと。内部の改良やバグ(不具合)の回避が行われても、形式番号が変わっていなければ、こう呼んでいます。「初回」生産分を意味する「初期ロット品」とは、微妙に言い分けていますのでお見知り置きを。この「初期型」とか「形式番号」という言葉は、中古品を扱うゲーム販売店の、「買い取り価格の一覧表」とかによく出現していますね。ちなみに、「プレイステーション2(SCE)」の初期型は「SCPH-10000」という形式番号を付けられています(^^

初期ロット品■しょきろっとひん

 「ロット(生産上の同一品)」が示す通り、「最初に生産された分」ということで、ここでは主に「ゲーム機本体の初回生産分」のことを意味します。形式番号に変更がなければ、2回目以降の生産分も含まれる「初期型」との違いにご注意ください。ところで、ゲーム機本体に限らず、携帯電話や家電製品などの電器製品には、もれなく「初期ロット品(初期型)は危険」というセリフが付いて回ります。「十分なテストができたかどうか」という「生産力と納期のせめぎ合い」なんでしょう、たぶん(^^;

新古品■しんこひん

 未開封で、使用されないまま、棚に並んでいる中古品のこと。「買ったけど、開けずに売りに来た」「買ったけど、遊ぶ時間がなかった」「もらった(懸賞やパチンコで当たった)ものを売りに来た」「プレゼントがかぶったので1つを売りに来た」「万引き(窃盗)や強盗→換金」などの理由で、意外と頻繁に生まれる。新品同様なのに販売価格が安めなので、出会えたらラッキー。「試遊台に入ってた新品」という「新古品モドキ」も出現可能(^^;

新古品モドキ■しんこひんもどき

 「開封されてはいるけど、限りなく新品に近い中古品」のこと。ゲーム販売店は、試遊台ゲームソフトの配布がなかったり、数が足りなかったりしたとき、新品を開封して入れておくことがあります。1枚(本)のソフトを犠牲(?)にすることで、5本以上、売り上げが伸びるなら本望、というわけ。使用後、少し値引きをして販売してしまえば損失も少ない、という生い立ち。開封されていない「新古品」とは異母兄弟(^^

新品■しんぴん

 ゲーム販売店で売っている状態。つまり、開封される前、使用されていないもの、ですね。買った後でも、この状態のままなら、おそらく返品可能。開封すると、遊んでいなくても「中古品」と見なされるので注意。「俺は新品だけ! 中古品なんて絶対買わない。」なんて人も多い。中古品に比べて利益(儲け)率が低く、常に在庫リスクを負っているので、商売としては難しいところ。といっても、発売日に強力なパワーがあるゲーム業界では花形。似たものに、新古品というのもある(^^

スケジュール表■すけじゅーるひょう

 ここでは、ゲーム雑誌などにも書かれている、発売されるゲームソフトの予定表のこと。大きく書き出してPOPとして掲示したり、注目のゲームの情報を配布したり、という作業は予約を取るための重要な作業のひとつ。ただし、ゲーム業界は発売延期が当たり前な世界。ゲームの発売日が延期になるたびに、書き直したり印刷し直したりする必要があり、どんどんぐちゃぐちゃになっていく、かわいそうな存在でもある(;;

説明書■せつめいしょ

 ゲームソフトパッケージゲーム機本体に入っている、取扱説明書。
 「必ず最初に読んで、保存しておくように」と書かれているけど、一般的には、その文章すら読まれずに闇に葬られるもの。ぼくは全部目を通すけれども、もちろん、「説明書を読まなくても、十分遊べるゲーム」が一番いいですね。必ず付いているのでジャマっぽいけど、なければないですごく不便です。ゲーム機本体の説明書には保証書がついていることが多いので注意。中古品としてゲーム販売店に売りに行くとき、これがないと値引きをされたり、買い取り自体を断られることがあるので、それも注意。

体験版■たいけんばん

 発売前に、試しに遊べるよー、っていう特別版。ゲーム販売店で配られていたり、試遊台で流れていたり、雑誌に付いていたりします。当たり前なんですけど、ほとんどが、遊べるモードが少なかったり、使えるキャラクターが少なかったりと、内容が制限されているのが普通。ゲーム販売店で配っているものは、販促(販売促進)品のひとつとして、ポスターダミパケと一緒に、ソフトメーカーから送られてきたものです。また、「○○の体験版付き!」という感じで、別のゲームに付いてくる場合もあります。
 たいていは、遊んでみたいお客さまにとっても、予約や売り上げが欲しい販売店にとっても、そしてソフトメーカーにとっても、「作って配った意味があった」と喜ばれる利点が満載なんですけど・・・中には、体験版の評判が悪くて、「配らなきゃよかったのに・・・」なんていうゲームソフトもあったり、なかったり・・・(^^;

ダミパケ■だみぱけ

 見本として使われる、中身が入っていない箱、ダミー(偽物)のパッケージのこと。いわゆる、「空箱(からばこ)」。販促(販売促進)品のひとつとして、ポスター体験版などと一緒にソフトメーカーから送ってもらう場合がほとんどです。もらえなかったり、数が少なかったりした場合には、本物のパッケージからゲームソフトだけを抜いたり、表面をコピーして紙箱などに貼り付けて作ったりすることもあります。そういえばコレ、中身が入ってるものと勘違いしたのか、時々、万引きされることも・・・(^^;

ダンボール■だんぼーる

 言うまでもないけど、商品やポスターなどの販促(販売促進)品が配送されてくるときに使われる箱。強度や重さなどの違いで、種類がたくさんある。基本的に、表、中芯、裏の3枚の用紙で作られていて、丈夫で軽いのが特徴。扱い方によっては、手を切ったりするので注意が必要。いらないポスター以上に、POPに使われたり、細工物にしたりと利用の幅が広いです。ただしぼくらの地域では、指定業者しか回収が許されていないので、捨てるときにはお金がかかります(^^;
 また、運送中なのか出荷時なのか、時々「ひしゃげ」てしまった状態で届けられ、弁償問題になることも。特に、任天堂から来る荷物は、「ゲームボーイ」ソフトのパッケージなど、あまり硬くない紙質のものが多く、「ひしゃげ」て到着しやすいので、なんとかしてください(;;

中古品■ちゅうこひん

 開封して遊ばれたあと、ゲーム販売店などに売られたもの。プレミアがついているものを除いて、販売価格もお手ごろな分、保存の程度にバラつきがあるのは仕方ないところ。「中古が是か非か」の中古問題は別として、これがなくなると困る人も多いのでは? ゲーム販売店にも、「新品より利益が高い」「買い取り価格、販売価格を自由に設定できる」などの理由で歓迎されている。「中古専門店」も多いですね。
 あと、発売日直後(もちろん当日含む)から売り(=買い取り)に来る方もいるので、「もう中古品あるじゃん」というのは、普通の出来事です。たくさん売れたゲームソフトほど中古品も多くなるので、「売られる早さや量」と「面白さ」とはあまり関係ないかと思われます。販売価格も、在庫量によるところが大きいです。このへんを深読みよりは、世間や雑誌の評価を気にした方が前向き(^^

通常版■つうじょうばん

 限定版のように、何か+αがあるわけでもない、通常のゲームソフト商品。これが普通なのに、限定版の存在のせいで、なんだか損をしたような気分になる。ただ、「あんなの高いし、いらないよ」と言い、あえてこっちを選ぶ人もいて、限定版より売れることも多い(^^;

ツメ■つめ

 光ディスクゲームソフトが入っているパッケージの、ケース中央に付いているもの。ディスクを止めるためのツメ。よく、折れてるのを発見するんだけど、ほとんどはお店に来る前の輸送段階か、店頭での落下が原因と思われます(^^;

ディスク■でぃすく

 「プレイステーション2(SCE)」や「ゲームキューブ(任天堂)」などのゲームソフトのカタチ。音楽CDや映像DVDなどを総合してこう呼ぶ。ご存知の通り、元は英語で「円盤(状のもの)」という意味。カートリッジに比べて、超大量のデータが入るわりに、薄く軽く、製造費も安いのが利点。反面、ゲーム機本体への読み込み時間が発生し、キズや汚れに気をつけた扱いを余儀なくされる。少なくとも、データ面(=印刷がない面。裏面)をそのまま指で触るのはやめてください(^^

特典■とくてん

 とりあえず、ゲームソフト以外に付いているオマケの何か。初回生産分にしか付かないものと、全部に付いているものとある。いわゆる、おまけ。ポスターやシール、ポストカード、マウスパッド、ぬいぐるみやフィギュア、ストラップや湯のみなど、多種多様。配られた数が少ないと、高いプレミア値段がつくこともある。ちなみに、パッケージの中に一緒に入っていればいいんだけど、後付け(店員があとから渡すもの)だと、付け忘れたり数が足りなかったりと、トラブルの元になる厄介者(^^;

■はこ

 中身を出すと、収納に必要な体積が2倍になる不思議な物体。折りたたまれるのは良い方で、実は、半分くらいの人が捨ててしまう。「プレイステーション2(SCE)」の本体など、箱に保証書が印刷されているものもあるので、捨てない方が吉。中古品として売るつもりがある方も、買い取り価格に響いてくるので、取っておいた方が良い(^^

パッケージ■ぱっけーじ

 ここでは、ゲームソフト説明書が入っている容器のこと。ちなみに、本物そっくりだけど中身が入っていないダミパケという兄弟(?)もいます。
 「プレイステーション(SCE)」や「ドリームキャスト(セガ)」は、音楽CDと同じプラスティック・ケース。「プレイステーション2(SCE)」や「Xbox(マイクロソフト)」は、映画DVDなどと同じP.P.(ポリプロピレン)製。「ゲームボーイ(任天堂)」や「スーパーファミコン(任天堂)」は、紙質。「ゲームキューブ(任天堂)」はその両方でP.P.+紙。それぞれ一長一短。限定版特典を同梱するため、特別に大きなものが作られることもあります。

販促品■はんそくひん

 主に、ゲーム機本体や、ゲームソフトの販売を促進するため送られてくる、ポスターダミパケ体験版、展示用のPOP類などのこと。ソフトメーカーによって、有料・無料・一部有料などいろいろ。大きく本来の意味で見ると、初回生産品などの限定版についてくるものや、ゲーム販売店が独自に付ける特典なんかも、これに含まれると思われる。

ビデオ映像端子■びでおえいぞうたんし

 テレビとゲーム機本体(主に家庭用ゲーム機)をつなぐ、黄・白・赤の線の規格名。順番に、映像、左の音声、右の音声、となっていて、スピーカーが1個しかないモノラルテレビやゲーム機本体では、音声の穴が白の1個分しかない。よく聞かれるんだけど、どれかをつながなくても、それが映らなかったり、聞こえなかったりするだけで、ゲームは正常に動いています。RF出力よりはキレイで、S端子・D端子よりは色がにじむ、と言われている。

保証書■ほしょうしょ

 保証内容と保証期間が書いてあるもの。説明書に印刷されていることが多い。「こういう例だと保証できません」とか「こういう場合は修理が有料です」とか、かなり重要なことが書いてある。ほとんどが「読んでいなくても有効」なので注意。
 また、「買った日」や販売店のハンコを押す欄があり、なくしたり、そこだけ切り取ったりするとこれらが確認できなくなるので、メーカー保証が利かなくなる場合があります。現役時代は、親切だと思って「ご注意を!」と一人一人にお伝えしていたが、大人なら普通なくさないような気もする(^^;

ポスター■ぽすたー

 販促(販売促進)品のひとつ。ソフトメーカーから送られてくる(または、電話などで「ください」と伝えて、もらう)巨大な紙。主に、店舗に貼り付けて予約を増やしたり、ゲームソフト特典としてプレゼントされたりする。
 基本的には、発注されたゲームソフトの数に応じて送られてくるんだけど、実のところ、少ないやつは思いっきり少なく、多いやつは思いっきり多い困り者。また、こういった販促(販売促進)品が有料なメーカー、卸しもあります。やっぱり、売れているゲームやキャラクターが載っているものは人気があり、「あのポスター、もらえませんか」と聞かれることもしばしば。買うと付いてくる「特典」としても大定番だけど、実は、「今度の特典ポスターは、最初から巻いてありますから」と言ってくるメーカーがあるほど、巻くのに恐ろしく手間がかかります。さらに、100枚単位になると重くて大変です。ちなみに、余ったポスターは、「ご自由にお持ち帰りください」の箱に入れられたり、裏側をPOPに利用されてしまう宿命にある(^^;

ボタン■ぼたん

 家庭用ゲーム機コントローラや、携帯用ゲーム機などにたくさんついている入力装置。たいていは、「ゴムで離れさせられていた電極が、押されたことで接し、電気が流れる」構造になっています。よく聞く「ボタンの利きが悪くなった」というのは、このゴムが擦り切れたり外れたりしている状態。「スーパーファミコン(任天堂)」などは、純正品の取り替え用ゴムが売られている。ボタンには、「押しているか」だけを判定するデジタルボタンと、「どれくらい強く押しているか」を判別できるアナログボタンがあります。

メモリーカード■メモリーカード

 ディスク型のゲームソフトに対応しているゲーム機本体のための記憶装置。以前のカートリッジ型ゲームに内蔵されていた部分が、別売りで本体付けになったようなもの。形や値段、記録に使える容量がバラバラで、なんとも比較しにくいんだけど、残念ながら、「絶対消えないメモリーカード」は存在しない。ちなみに、本体セットに最初からついていることは少ない。ハードメーカー製の純正品から、正式にライセンスを受けたもの、そうでないものまで、いろんな会社製のものが出回っている。

廉価版■れんかばん

 「内容変わらず、安くなって再登場」というゲームソフトの総称。廉価版に「される」期間も、下がった後の定価も、ソフトメーカーによってマチマチなんですけど、半年から1年後に、5,800円(6,800円)→2,800円程度というのが多いです。元祖は「プレイステーション(SCE)」ソフトの「Playstation The Best(プレイステーション・ザ・ベスト)シリーズ」かな。そのせいか、「ベスト版」なんて呼んだりしますね。
 ちなみに、定価が下げられてしまった時、元の値段で仕入れたゲームソフトが在庫として残っていても、差額を補填してくれたりはしません。かと言って、2,800円で再発売されたものを、以前の価格のままで売るわけにもいかないので、当然、赤字で並べることになります。安くなったことに気付かないで(あえて知らないフリをして?)、そのままの値段で売っているお店もありますけど・・・まぁ、1年間も残してしまうようなソフトを仕入れた担当者が一番悪いんですね(^^;
 ごくたまに、5,800円→2,800円→1,500円というよーに、2段階で下げられたものもあったりします。売れないゲームは、安くなっても売れないんですけどねぇ(^^;

ACアダプタ■えーしーあだぷた

 家庭用電源の100ボルトを、ゲーム機本体用の電圧に合わせる装置。電源コードの先ついている、四角い箱のようなものがソレ。ビックリするほど熱を持つ。ちなみに、この四角い箱が付いてないものは、単に「電源コード」と呼び、その場合、ACアダプタの機能はゲーム機本体に内蔵されているので、本体が熱くなる。

POP■ぽっぷ

 ここでは、「Point Of Purchase(購買時点)」の略。いわゆる「買い物をする場所の広告」という意味。カンタンに言えば、商品に付けられている値札や商品説明スケジュール表のこと。関係ないけど、メールサーバで使われる「POP」は「Post Office Protocol」。
 統一感を出すため、本社や本部、またはソフトメーカーや問屋から配られるものを使うことが多い。もちろん、用意してもらえないときや、独自のものを使いたい場合は、ポスカ(ポスターカラー)で直接書いたり、パソコンを使って印刷したりと自分たちで作ることもある。創作意欲を掻き立てる、けっこう楽しい作業・・・と思いきや、延期を繰り返したり値段の変動が多いゲーム業界では、そのたびに書き直さなければならないので非常に辛い(;;

POS■ぽす

 「Point Of Sales(販売時点情報管理装置)」の略。いわゆるレジ。
 どの商品がいつ、どれくらい売れたか、などのデータを集め、分析や仕入れに利用する機能があるものを言う。広告用の液晶や会員カードの差込口がついていたりと、形も千差万別。売上げを記録するだけのレジなら1万円以下でも売ってるけど、機能がいいものは数十万円もする。コンビニなどのPOSには「客層」という項目があり、知らない間に、見た目の年代や人数を入力されていたりも(^^


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2003-11-24更新:まさひこ