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カートリッジ■かーとりっじ / cartridge

 ガシャッ、と差し込むタイプのゲームソフトの入れ物。 ゲームカートリッジ、ゲームカセット。「ファミコン(任天堂)」「スーパーファミコン(任天堂)」「ニンテンドウ64(任天堂)」「ゲームボーイシリーズ(任天堂)」などで採用。
 製造に時間もお金もかかり、形も大きいという欠点を持つ代わりに、「読み込み時間が一瞬」という大きな利点がある。とはいえ、大容量を求める世の中にあっては、光ディスク型に押され、絶滅気味。そういえば、光ディスク型をしていていも「ゲームカセット」と呼ぶ人がいるけど、意味は通じているので問題はないと思います(^^
 余談。ゲームカセットの接触が悪いとき、差し込み口の端子に息を吹きかけるのは×。「水分が付着してさらに悪化する可能性がある」というのが、ゲームメーカーの公式見解 。

買い取り■かいとり

 ゲームソフトゲーム機本体を、ゲーム販売店に「売る(=買ってもらう)」こと。ゲーム販売店的には、「中古品の仕入れ」ということになる。中古を主体にしている店舗では特に、これが 少ないと在庫がそろわないので、いろいろなキャンペーンを実施したがる。「高価買取中!」とか「今なら買取10%UP!」とか「キズがあっても値引きなし!」というのがソレ。ちなみに、いくらで買ってくれるか、という値段が買い取り価格

買い取り価格■かいとりかかく

 ゲームソフトゲーム機本体を、ゲーム販売店に「売る(=買ってもらう)」時の値段。店舗や時期、需要と供給のバランスによって、大きく変動していくので予測しづらい。そのお店で売られている中古品販売価格の、半額くらいを見ておくとガッカリしないで済む。いくら新品で6,800円だったとしても、そのお店の中古品が2,980円で売られていれば、買い取り価格は500〜1,500円くらいかと思われます。ついでに言うと、「ほとんど遊んでないんですけどー」と言っても、中古品中古品 。あんまり関係ないです(^^;

開発コード■かいはつこーど

 ここでは、「次世代機のプロジェクト名(=仮名)」の意味。他のハードメーカーへの牽制や、株価の影響などを考慮して、早めに発表される次世代機。「正式な名前は決まってないから、何かカッコイイ名前つけちゃおうよー」 ということ(^^;
 せっかくなので、開発コードの例を。(※以後は「正式名称」の「開発コード名」です。)
 「ゲームキューブ」の「ドルフィン」、「ニンテンドウ64」の「ウルトラ64」、「ゲームボーイアドバンス」の「プロジェクト・アトランティス」など。それと、「Xbox」の「X-Box」、「セガ・サターン」の「サターン」など、開発コードがほとんどそのまま正式名称になったゲーム機本体もあります。

家庭用ゲームソフト■かていようげーむそふと

 家庭用ゲーム機用のゲームのこと。コンシューマゲーム。物語を追っていくRPG(ロールプレイングゲーム)など、アーケードゲームに比べて、長い期間、遊べる種類のゲームが多い。1,500円くらいからいろいろと発売されている けど、価格帯は5,800〜6,800円。ゲーム販売店では華。ゲーム販売店での、一般的な原価率は75%。

家庭用ゲーム機■かていようげーむき

 テレビに接続して、コンセントからの電源で動作するゲーム機本体。古くは「ファミコン(任天堂)」「スーパーファミコン(任天堂)」。現在では、「プレイステーション2(SCE)」、「ゲームキューブ(任天堂)」、「Xbox(マイクロソフト)」など。使用するゲームソフトは 光ディスク型が主流。携帯用ゲーム機ほど大きさを気にしなくて良い分、能力や拡張性に勝る。オプションで携帯用ゲーム機と接続できるものもある。 ゲーム販売店での原価率は90〜96%ほどかな。

客注■きゃくちゅう

 お客様の注文。発売日より前であれば予約と同じ意味。発売日の後だったら、「取り置き」か「取り寄せ」と同じ意味。なんにせよ、「(たぶん)必ず売れる」という保証みたいなものなので、 お店にとって、すごく嬉しい状態だといえる。ただし、「届きましたよー」と連絡しても、平気でキャンセルする人もいるので気は抜けない(;;

キャンセル■きゃんせる / cancel

 予約(=客注)を解除すること。理由としては、「お金が足りなくなった」「買おうとしたゲームソフトの評価がゲーム雑誌などで低かった」「すでに別の販売店で買った」がベスト3かな。単純に、仕入れ た分だけ赤字になるので、誰も買わないようなものだと悲惨。ゲームソフトの一般的な原価率は75%なので、1本キャンセルされて残ると、4本売れた分の利益が吹き飛ぶ。そーゆー理由も含めて、これを繰り返すお客様の名前は、間違いなくチェックされています(^^;

クリスマス■くりすます / Christmas

 ゲーム・おもちゃ業界としては、最高に忙しい季節のひとつ。この年末商戦だけで、年間売り上げの4割ほどを占める店舗もある。普段とは違う層のお客さまが、約1ヶ月前からクリスマス・イブまで押し寄せ 、プレゼント目的の新品がよく売れる。人気のゲームソフトゲーム機本体は、 何をどうしても在庫が足りなくなるので、予約は必須。また、多くのゲーム販売店で、プレゼント包装のサービスも始まる。ゲームに詳しくないお母さまやお父さまが、お子さまにナイショで買う場合が多いので、返品・交換が多発するイヤな季節でもある。これを見込んで、超大量のゲームソフトが発売されるんだけど、 ここで異常に強いのが任天堂。しつこいけど、予約をおすすめ。

形式番号■けいしきばんごう

 すべての製品に付けられたメーカー独自の番号。型番。ここでは主に、ゲーム機本体のバージョンアップに関連しての用語。初期型「SCPH-10000」という番号が付けられていた「プレイステーション2(SCE)」 も、改良版が発売されるごとに数字が増え、現在(ページ下の更新履歴を参照)では「SCPH-55000」になっています。中古品を扱っているゲーム販売店での、買い取り価格の目安に使われることが多い。

携帯用ゲーム機■けいたいようげーむき

 持って歩ける大きさで、乾電池や充電池で動作するゲーム機本体液晶画面コントローラと一体化しているのが普通。小型化しなければならない分、演算・表示能力などは家庭用ゲーム機よりも劣る。「ゲームボーイシリーズ(任天堂)」 、「ワンダースワン(バンダイ)」、「ネオジオポケット(SNK)」、「ポケットステーション(SCE)」など。

ゲーム機本体■げーむきほんたい

 「ゲーム機も、ゲームソフトがなければ、ただの箱」。
 あらかじめ、ゲームが内臓されているものもあるけれど、基本的には、これだけでは遊べません。「入れ物」=本体に合った、「中身」=ゲームソフトを入れることで、初めて遊べるようになります。本体だけあっても意味がないものとして例えをあげると、ビデオデッキやDVDプレイヤー、CDラジカセ、って感じです。 そういう点では、冷蔵庫や炊飯器も、仲間と言えるかもしれないですね(^^
 大きく分けると、テレビなどに接続して遊ぶ「家庭用ゲーム機」と、持ち運びができる「携帯用ゲーム機」の2種類。次世代機が次々に発表され「またかよ!?」と思うのは、各社が発売するため。でも大丈夫、発表されてから2年くらいは発売されません 。まだまだ現行機で遊べます(^^;

ゲーム雑誌■げーむざっし

  ゲームについて書かれた雑誌。週刊ファミ通系(ファミ通、ファミ通PSなど)、電撃系(電撃王、電撃プレイステーションなど)、ソフトバンク系(ザ・プレイステーション2、ドリマガなど)など。
 各ゲーム機本体用に、専門化されているのが普通。遊んでみた感想(点数)や、攻略、新作紹介、読者のページなどが主な内容。ゲームメーカーとの癒着がウワサされたりと平穏な話題ばかりではないんだけど、ゲーム情報の収集には欠かせない存在。販売本数のデータなどに協力しているゲーム販売店には、無料で送られてくることが多い。筆者まさひこは「ゲーム批評」も好き。

ゲームセンター■げーむせんたー

 アーケードゲームを置いている遊技場。「アーケード」と同じ意味。ゲーセン。ゲームを遊ばない人には特に、 印象の良くない場所。だけど、純粋に「新しいゲームが集まる」「自分と同じ趣味の人が見つかる」という意味では、なかなかに貴重な場所と言える。プリクラやクレーンゲームの明るいイメージも追い風に、タバコや暴力沙汰を追放するべく、がんばってる店員さんも多いよー。・・・ぼくは行かないんだけど、知り合いが多いので弁護(^^;

ゲームソフト■げーむそふと / gamesoft

 ぼくらが「ゲーム」というとコレ。ゲーム機本体に入れる「中身」です。カートリッジ型が多かった 昔とは違い、今ではほとんど光ディスク型 。ちなみに仲間を挙げると、ビデオテープやDVDソフト、CD、MD、テープ。んで、冷蔵庫の野菜、炊飯器のお米(^^
 よく言われる、「本体が先か、ゲームが先か」に関しては、「おいしいご飯が食べたいから、より良い炊飯器を買う」「より良い炊飯器なら、どんなお米でもほどほどおいしい」「相性がバッチリだから、古い炊飯器&お米でもおいしい」というのと同じように思われます。どういうお米を、どの炊飯器で炊くか、というコトですね。
 毎週、発売日にはたくさんのゲームソフトが発売されていますが、「売れる」のはごく一部で、ほとんどはゼロ発注などで 、気付かれないまま消えていきます。「プレイステーション(SCE)」のソフト「ドラゴンクエスト7(エニックス※現スクウェア・エニックス)」などは470万本(枚)という記録を打ち立てましたけど、売れないソフトは「全国で何100本(枚)」というレベル なのです(;;

ゲームメーカー■げーむめーかー / gamemaker

 ソフトメーカーの中でも、ゲームソフトの製作・販売を専門にしている会社のこと。かなりの数、存在すると思われる。

現行機■げんこうき

 「いま、よく使われているゲーム機本体」の意味。ただ実際は、「お店や雑誌で、よく扱われている(今が旬の)ゲーム機本体」のこと。ひとつのゲーム機本体が「現行機」でいる期間は、 おおよそ5年間。もちろん、「現行機」と認識される前に消えていくものも多い(;;

限定版■げんていばん

 主に、ファン向けに作られる、「ゲームソフト+α」の商品。ゲーム機本体オリジナル色、という場合もある。出荷数は少なく、定価は高く、名前が長いのが 特徴。かなり早めに予約しても、手に入らないものが多い。また、特定のグループ店舗や、業種でしか買えない「専売コンビニ専売インターネット専売) 」も併発。 出荷数に上限があるため、「100本(枚)」と発注しても、「2本(枚)しか入荷しないのかよ!」という事態もしばしば。もちろん、ゼロ、ということもあり得ます(;;
 入荷数が決定するまでの遅さ、通常版との発注の兼ね合い、 定価の高さゆえの売れ行きの読みづらさ、予約の問題、あとから発生しやすいトラブル・・・。発注する立場からすると、思い出すだけで胃が痛くなる、ものすごく嫌な存在。欲しい人全員に行き渡らないような数しか生産できないならば、心底やめてほしい。・・・んだけど、そこから生まれる話題や利益は、メーカーにとってはやめられない旨みがある様子。結局は消費者のためではなく、メーカーのためのものなの かな?(;;

後継機■こうけいき

 現行機の次のゲーム機本体のこと。次世代機。主に、まだ発表になっていないか、発売されていないものを言う。現行機を買ったばかりの人に、「また新しいの出るのかよ」と思わせる罪深き存在。ただ実際には、正式に発表されてから発売されるまで、2〜3年ほどかかり、この発表は、決算前や商戦前などに用意周到に行われるので、「人に利用されるのが嫌な人」はあまり騒がないで、情報を集めましょう。もちろん、せっかくのお祭り騒ぎなので、わくわく浮かれるのもアリです(^^;

攻略本■こうりゃくぼん

 ゲームソフトの攻略の方法や、世界観を紹介している本。業界の全体を見通す立場のゲーム雑誌とは違い、ひとつのゲームソフトを徹底的に追いかけているのが特徴。販売店はもちろん、普通の本屋さんでも大きな幅を取っていることが多い。個人的には、見ないで遊ぶほうが面白いと思うんだけど、これを「見ながらでないと遊べない」って人も結構います。また、ひとつのゲームソフトに対して、各出版社から何冊も 発売されるので、買うときに注意。とりあえずぼくは、「公式」と書かれているものを目印に買います(^^

互換性■ごかんせい

 旧型のゲーム機本体ゲームソフトオプションが、 新型のゲーム機本体でもそのまま使えること。「互換性がある」という使い方になる。「互換性を持たせる」ために価格が高くなったり、思い切ったパワーアップが図れなくなったりするので、例としては少ない。互換性があるものとしては、「ゲームボーイ シリーズ(任天堂)」 と「プレイステーションシリーズ(SCE)」が有名。(※一部使えないものもあります)

故障■こしょう

 ゲーム機本体などが使えなくなること。ゲームカートリッジが割れたり、ゲームディスクにキズが入ったりし た場合も含まれる。最後のは厳密に言うと、「壊れた」んじゃなくて「壊した」と言いたいところだけど^^;
 ところで、意外に「故障だ」と思い込んでいる方が多いです。証拠は説明書にあります。「故障だ、と思う前に」というようなページが 必ずありますよね。まずは、根本的なコードの接続から見直してみることをおすすめします。また、踏んだり投げたりすれば壊れる(可能性がある)のは当たり前。 申し訳ないんですけど、そういう癖のある人は、もう少し大きくなってから遊んでください(^^;

コンシューマ■こんしゅーま / consumer

 ゲーム業界的な意味合いとしては「家庭用」なんだけど、単体ではあんまり使わないかな。元々は「消費者」という意味。アーケードと対になる言葉。

コンシューマゲーム■こんしゅーまげーむ / consumer game

 ここでは、「家庭用ゲーム機家庭用ゲームソフト」と同じ意味。「アーケードゲーム」と対になる言葉。アーケードゲームから移植されたゲームも、長く遊べるようにリメイクされている場合が多い。 パソコン用ゲームもこっち。

コンセント■こんせんと

 刺されるほう。刺すほうは、プラグ。

コントローラー■こんとろーらー / controller

 ここでは、ゲームを遊ぶ上で、操作するのに使うオプションのひとつ。十字キーなど のボタンがたくさん付いている。互換性がないことが多いので、ゲーム機本体の数だけ増えていく困り者。 外国では「パッド」。
 通常、最初の1個は本体セットに含まれています。ちなみに、2個 付いていたのは、「ファミコン(初代)(任天堂)」と「スーパーファミコン(任天堂)」、それと「プレイステーション(1)(SCE)」の第3型(SCPH-3500)くらいじゃないかな。「1個しか付いてないの?」とか言わないでください、それが普通です。(「PSX(ソニー)」なんて0個だし)(^^;
 また、ゲームセンターから移植されたものに多いのが、 特殊な形のコントローラ。足で踏むマット型や銃・楽器の形を模したものなど、「これがなきゃ楽しめないよー」というものなんですけど、置き場所で後悔する率が高いような気が します。なによりも、すでにお店でジャマです(^^;

コンビニ専売■こんびにせんばい

 (特定の)コンビニエンス・ストアでしか買えない、ということ。専売
 「コンビニでしか売ってない限定版と、ゲーム販売店で売ってる通常版」という寂しいパターンや、「コンビニ限定版に加え、ゲーム販売店 の限定版、それとさらに通常版」という、ややこしいパターンもある。会社同士の提携や株式の持ち合いなどの「大人の事情」で生まれていく専売。 「○○でしか買えない」というのは、買うお客様(ユーザー)をバカにしている気がします。心底やめてほしい(;;

用語の追加・訂正、もっと詳しく書いてくれー、などなどのご要望はまさひこまでお気軽にー。


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2004-3-1更新:まさひこ