ホームこのサイトついて用語辞典壁紙リンク


ら ・わアルファベット・数字

体験版■たいけんばん

 試しに遊べるよー、という特別版。ゲーム販売店で配られていたり、試遊台で流れていたり、雑誌に付いていたり、他のゲームソフトに付いてきたりします。遊べるモード や使えるキャラクターが少なかったりと、内容が制限されているのが普通。ゲーム販売店で配っているものは、販促品のひとつとして、ポスターダミパケと一緒に、ソフトメーカーから送られてきたものです。
 たいていは、遊んでみたいお客さまにとっても、予約や売り上げが欲しい販売店にとっても、そしてソフトメーカーにとっても、「作って配った意味があった」と喜ばれる利点が満載なんですけど・・・中には、体験版の評判が悪くて、「配らなきゃよかったのに・・・」なんていうゲームソフトもあったり、なかったり・・・(^^;

宅配■たくはい

 インターネット上のWebサイトやカタログ、電話などで注文すると、ゲームソフトなどを家まで配送してくれるサービス。ちなみに「配達」とは違うので、ゲーム販売店の店員が持っていくわけではなく、ほとんどが運送屋さんを介して送られてくる。お店まで行かなくても手に入るのでとっても便利なんだけど、「何か面白そうなのないかなー」とお店を巡る楽しみが薄れるような気もする。一長一短かな。

ダミパケ■だみぱけ

 見本として使われる、中身が入っていない箱、ダミー(偽物)のパッケージのこと。いわゆる、「空箱(からばこ)」。販促(販売促進)品のひとつとして、ポスター体験版などと一緒にソフトメーカーから送ってもらう場合がほとんどです。もらえなかったり、数が少なかったりした場合には、本物のパッケージからゲームソフトだけを抜いたり、表面をコピーして紙箱などに貼り付けて作ったりすることもあります。そういえばコレ、中身が入ってるものと勘違いしたのか、時々、万引きされることも・・・(^^;

ダンボール■だんぼーる

 言うまでもないけど、商品やポスターなどの販促(販売促進)品が配送されてくるときに使われる箱。強度や重さなどの違いで、種類がたくさんある。基本的に、表、中芯、裏の3枚の用紙で作られていて、丈夫で軽いのが特徴。扱い方によっては、手を切ったりするので注意が必要。いらないポスター以上に、POPに使われたり、細工物にしたりと利用の幅が広いです。ただしぼくらの地域では、指定業者しか回収が許されていないので、捨てるときにはお金がかかります(^^;
 また、運送中なのか出荷時なのか、時々「ひしゃげ」てしまった状態で届けられ、弁償問題になることも。特に、任天堂から来る荷物は、「ゲームボーイ」ソフトのパッケージなど、あまり硬くない紙質のものが多く、「ひしゃげ」て到着しやすいので、なんとかしてください(;;

中古品■ちゅうこひん

 開封して遊ばれたあと、ゲーム販売店などに売られたもの。プレミアがついているものを除いて、販売価格もお手ごろな分、保存の程度にバラつきがあるのは仕方ないところ。「中古が是か非か」の中古問題は別として、これがなくなると困る人も多いのでは? ゲーム販売店にも、「新品より利益が高い」「買い取り価格、販売価格を自由に設定できる」などの理由で歓迎されている。「中古専門店」も多いですね。
 あと、発売日直後(もちろん当日含む)から売り(=買い取り)に来る方もいるので、「もう中古品あるじゃん」というのは、普通の出来事です。たくさん売れたゲームソフトほど中古品も多くなるので、「売られる早さや量」と「面白さ」とはあまり関係ないかと思われます。販売価格も、在庫量によるところが大きいです。このへんを深読みよりは、世間や雑誌の評価を気にした方が前向き(^^

中古問題■ちゅうこもんだい

 お客さまから買い取りしたゲームソフトなどを売る。これが「中古販売」。この時の、買い取り価格販売価格の差が、ゲーム販売店の利益ですね。売る側からしても、不要なゲームがお金になるし、売られた後の中古品を買えば新品よりも安い。良いことばかりのように思えるけど、開発(発売)した会社には、利益がない。
 これに関して、「新品を買う機会を奪っている」「販売の妨害だ」という論理で、ソフトメーカーが中古販売の差し止めを求めた裁判が続けられている。自分たちの利益を確保したい両者だけに、妥協は難しいよねぇ。とりあえず、「中古として売ったお金で、新品を買っている」方がすごく多いことは、黙殺されている模様。また中古市場は、生産が中止されたソフトが手に入る、数少ない手段のひとつ。

追加発注■ついかはっちゅう

 予約状況などをみて、発注数を増やすこと。ただし、全国のゲーム販売店の注文数の合計が、ソフトメーカーの製造数を越えてしまっていれば、もちろん追加はきかない。大手チェーン店などは、本部が大量に在庫を押さえているので、そんな状況でも追加ができることがある。

通常版■つうじょうばん

 限定版のように、何か+αがあるわけでもない、通常のゲームソフト商品。これが普通なのに、限定版の存在のせいで、なんだか損をしたような気分になる。ただ、「あんなの高いし、いらないよ」と言い、あえてこっちを選ぶ人もいて、限定版より売れることも多い(^^;

ツメ■つめ

 光ディスクゲームソフトが入っているパッケージの、ケース中央に付いているもの。ディスクを止めるためのツメ。よく、折れてるのを発見するんだけど、ほとんどはお店に来る前の輸送段階か、店頭での落下が原因と思われます(^^;

定価■ていか

 ゲームソフトゲーム機本体に定められた、希望小売価格のこと。「○割引き」とか「10%OFF」というのは、この金額からの計算。
 いろんなソフトメーカーがこれを守らせようと、「定価を厳守していただかないと、次回から商品を卸しません」というような文面を盛り込んだ契約をしてくるんだけど、ほとんど例外なく公正取引委員会に勧告を受けている。ゲーム販売店としても、定価を守って、できるだけ高い値段で売りたいところなんだけど、競合が激しい都会では、あってないようなものじゃないかな。定価で売る代わりに、お店独自のグッズをつけるところも多いですね。
 また、「SCE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント。プレステのメーカー)のゲームは定価が安い、さすが!」とか思っている方も多いみたいなんですけど、それはただ単にロイヤリティーが必要ないためですね。昔からハードメーカー(例えば、任天堂やセガ)のゲームソフトは、他メーカーより一段階(1,000円くらい)安いです(^^

ディスク■でぃすく

 「プレイステーション2(SCE)」や「ゲームキューブ(任天堂)」などのゲームソフトのカタチ。音楽CDや映像DVDなどを総合してこう呼ぶ。ご存知の通り、元は英語で「円盤(状のもの)」という意味。カートリッジに比べて、超大量のデータが入るわりに、薄く軽く、製造費も安いのが利点。反面、ゲーム機本体への読み込み時間が発生し、キズや汚れに気をつけた扱いを余儀なくされる。少なくとも、データ面(=印刷がない面。裏面)をそのまま指で触るのはやめてください(^^

特典■とくてん

 オマケの何か。「映像特典!」というような形で、ゲームソフトディスクの中に入れられていることもある。初回生産分にしか付かないものと、全部に付いているものとある。いわゆる、おまけ。ポスターやシール、ポストカード、マウスパッド、ぬいぐるみやフィギュア、ストラップや湯のみなど、多種多様。配られた数が少ないと、高いプレミア値段がつくこともある。ちなみに、パッケージの中に一緒に入っていればいいんだけど、後付け(店員があとから渡すもの)だと、付け忘れたり数が足りなかったりと、トラブルの元になる厄介者(^^;

取り置き■とりおき(おとりおき)

 お客さまからの予約客注)で、その方のために在庫を確保しておくこと。主に、来店前の電話などで問い合わせを受けたときに発生する。1週間とか1ヶ月とか、取り置きの期間を決めさせていただくことも。在庫がなかった場合は、メーカーや問屋に発注をかける「取り寄せ」になる。

取り寄せ■とりよせ(おとりよせ)

 お客さまからの予約客注)で、在庫がないものを、メーカーや問屋(またはグループ店など)に発注をかけて仕入れること。生産が終了していたりして、取り寄せができない場合も多い。通常売れそうにないものを取り寄せ終わってから、キャンセルをされると辛いものがある。問い合わせの際に、在庫があった場合は「取り置き」という。

用語の追加・訂正、もっと詳しく書いてくれー、などなどのご要望はまさひこまでお気軽にー。


↑一番上に移動
2004-3-1更新:まさひこ