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ハードメーカー■はーどめーかー
ゲーム機本体を製造・発売している会社のこと。現在(ページ下の更新日時)日本で発売されているゲーム機本体で言うと、SCE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)、任天堂、マイクロソフトの3社が有名。いずれも自社ゲームソフトも手がけているので、同時に「ソフトメーカー」とも言えるんだけど、あまりそうは呼ばないので、気にせずハードメーカーと呼びましょう。
業界でトップのシェア(台数独占率)を握ることができれば、莫大な利益があると言われているゲーム機本体。けれども2位以下は、かなり苦しい経営を強いられる様子。セガ、バンダイ、SNK、NEC、パナソニック・・・さまざまなメーカーがそれを夢見て多くのゲーム機本体を発売してきたんだけど、「トップを取った!」と言えるのは、「プレイステーション(同2)」のSCE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)と、「ファミコン」「スーパーファミコン」「ゲームボーイシリーズ」の任天堂の2社のみじゃないかな。投資も莫大、結果は不透明。老舗セガがゲーム機本体の製造・販売から撤退したのも、世の流れなのだ(;;
箱■はこ
中身を出すと、収納に必要な体積が2倍になる不思議な物体。折りたたまれるのは良い方で、実は、半分くらいの人が捨ててしまう。「プレイステーション2(SCE)」の本体など、箱に保証書が印刷されているものもあるので、捨てない方が吉。中古品として売るつもりがある方も、買い取り価格に響いてくるので、取っておいた方が良い(^^
パソコン用ゲーム■ぱそこんようげーむ
PCゲーム。ここでは、パッケージで売られているソフトも、ダウンロードして遊ぶゲームも、オンラインゲームもすべてひっくるめて、こう呼んでいます。家庭用ゲームに比べて、「インターネットに接続する」「18禁ソフトなどの成人向け」ゲームが多いのが特徴です。どうでもいいんだけど、「箱がでかい」ものも多いですよね。
パッケージ■ぱっけーじ
ここでは、ゲームソフトや説明書が入っている容器のこと。箱。ちなみに、本物そっくりだけど中身が入っていないダミパケという兄弟(?)もいます。
「プレイステーション(SCE)」や「ドリームキャスト(セガ)」は、音楽CDと同じプラスティック・ケース。「プレイステーション2(SCE)」や「Xbox(マイクロソフト)」は、映画DVDなどと同じP.P.(ポリプロピレン)製。「ゲームボーイ(任天堂)」や「スーパーファミコン(任天堂)」は、紙質。「ゲームキューブ(任天堂)」はその両方でP.P.+紙。それぞれ一長一短。限定版に特典を同梱するため、特別に大きなものが作られることもあります。
発売日■はつばいび
ゲームソフトなどが発売される日。欲しいゲームしか気にしない人は気付きにくいと思うけど、ゲームは毎週、メーカーによって決まった曜日に何十タイトルも発売されます。ちなみに、来客で忙しそうに思えるけど、その準備や搬入は前の日に行われるので、本当は前日の方が忙しかったりする。なので、「水曜日に発売されたカプコンのゲームを売りつつ、翌日の木曜日のSCE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)の発売分を準備したりする」のがたまらなく忙しい。
また、ゲームの発売日は発売予定の2ヶ月前くらいに決定されるんだけど、そのとおりに発売されるゲームは、全体の7割くらい。残りの3割くらいは延期しまくるので、最初に発表される発売日を信じてはいけない。
大きく見ると、クリスマス商戦などのよく売れる時期と、決算期の3月・9月に集中するので、「欲しいゲームが、いつも一緒に発売されてお金が・・・」というのは偶然ではなく、ソフトメーカーのワナ。
また、ソフトメーカーによって縁起をかついだ語呂合わせ的な発売日もある。有名なところでは、SCE(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント)の123系(12月3日)とか、任天堂の11月21日とかがそれ。毎年、必ず何かが発売されるので覚えやすい。
発注■はっちゅう
発注担当者が、ゲームソフトやオプション(周辺機器)を注文すること。基本的にゲームソフトの発注は、発売日の2ヶ月以上前に入れる必要があり、追加発注がきかないものが多く、さらに、後で減らすこともできない。最も能力の発揮できる部分であり、楽しくもあるが、最も胃が痛くなる作業のひとつ。ちなみに、ゲームは毎週発売されるので、各ソフトメーカーからの発注書も、毎週送られてくる(;;
発注数■はっちゅうすう
発注担当者が発注した、ゲームソフトなどの数。常に補充する必要がある定番ゲームソフトやオプション(周辺機器)類はともかく、新作の発注は「知識」と「分析力」と「カン」が必要になってくる。よく言われる「売れる要素」を3つあげると、「ソフトメーカー(開発会社、販売会社)」「前作の出荷数、実売数」「テレビCMや雑誌への広告(費)」というところ。それと、営業の方の熱意かな。まぁ、「これは売れます!」と言うのが営業の仕事なので、そこから真意を読み取る術も必要だけど(^^;
販促品■はんそくひん
主に、ゲーム機本体や、ゲームソフトの販売を促進するため送られてくる、ポスター、ダミパケ、体験版、展示用のPOP類などのこと。ソフトメーカーによって、有料・無料・一部有料などいろいろ。大きく本来の意味で見ると、初回生産品などの限定版についてくるものや、ゲーム販売店が独自に付ける特典なんかも、これに含まれると思われる。
販売価格■はんばいかかく
そのまんま、「お店で売ってる値段」のこと。すべては、需要と供給のバランスで、あまり「ゲーム自体の面白さ」とは関係ないと思われる。人気を集める超大作でも、仕入れすぎて残れば安くせざるを得ないし、逆にマニアな方が必ず買うようなものは安くしなくても売れる。これは中古品の買い取り価格も同じ。あと、声を大にして言いたいんだけど、「高くても売れている店」の方が、「安く売っている店」よりも「人気がある」と思う。ライバル店の価格情報を知るために、店長は直接出向いたり電話をしたりと奔走することも(^^;
ビデオ映像端子■びでおえいぞうたんし
テレビとゲーム機本体(主に家庭用ゲーム機)をつなぐ、黄・白・赤の線の規格名。順番に、映像、左の音声、右の音声、となっていて、スピーカーが1個しかないモノラルテレビやゲーム機本体では、音声の穴が白の1個分しかない。よく聞かれるんだけど、どれかをつながなくても、それが映らなかったり、聞こえなかったりするだけで、ゲームは正常に動いています。RF出力よりはキレイで、S端子・D端子よりは色がにじむ、と言われている。
保証期間■ほしょうきかん
保証規定内で、(ハードメーカーが)交換や修理を受けてくれるよ、という期間。ゲーム機本体には必ずついている。半年から1年間、というのがほとんど。期間の始まりは、ゲーム販売店で買った日(宅配の場合は発送された日)から。
保証書■ほしょうしょ
保証内容と保証期間が書いてあるもの。説明書や箱に印刷されていることが多い。「こういう例だと保証できません」とか「こういう場合は修理が有料です」とか、かなり重要なことが書いてある。ほとんどが「読んでいなくても有効」なので注意。
また、「買った日」や販売店のハンコを押す欄があり、なくしたり、そこだけ切り取ったりするとこれらが確認できなくなるので、メーカー保証が利かなくなる場合があります。現役時代は、親切だと思って「ご注意を!」と一人一人にお伝えしていたが、大人なら普通なくさないような気もする(^^;
ポスター■ぽすたー
販促(販売促進)品のひとつ。ソフトメーカーから送られてくる(または、電話などで「ください」と伝えて、もらう)巨大な紙。主に、店舗に貼り付けて予約を増やしたり、ゲームソフトの特典としてプレゼントされたりする。
基本的には、発注されたゲームソフトの数に応じて送られてくるんだけど、実のところ、少ないやつは思いっきり少なく、多いやつは思いっきり多い困り者。また、こういった販促(販売促進)品が有料なメーカー、卸しもあります。やっぱり、売れているゲームやキャラクターが載っているものは人気があり、「あのポスター、もらえませんか」と聞かれることもしばしば。買うと付いてくる「特典」としても大定番だけど、実は、「今度の特典ポスターは、最初から巻いてありますから」と言ってくるメーカーがあるほど、巻くのに恐ろしく手間がかかります。さらに、100枚単位になると重くて大変です。ちなみに、余ったポスターは、「ご自由にお持ち帰りください」の箱に入れられたり、裏側をPOPに利用されてしまう宿命にある(^^;
ボタン■ぼたん
家庭用ゲーム機のコントローラや、携帯用ゲーム機などにたくさんついている入力装置。たいていは、「ゴムで離れさせられていた電極が、押されたことで接し、電気が流れる」構造になっています。よく聞く「ボタンの利きが悪くなった」というのは、このゴムが擦り切れたり外れたりしている状態。「スーパーファミコン(任天堂)」などは、純正品の取り替え用ゴムが売られている。ボタンには、「押しているか」だけを判定するデジタルボタンと、「どれくらい強く押しているか」を判別できるアナログボタンがあります。
用語の追加・訂正、もっと詳しく書いてくれー、などなどのご要望はまさひこまでお気軽にー。